ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2024.8.6 10:12日々の出来事

オリンピック報道に飽きた

SPA!のゴー宣で描きたいこと、描かねばならないことが
多すぎて困っている。
何から手をつけていいのか分からない。

しかしオリンピック報道に飽きた。
何度も何度も同じシーンを見せられるのもウンザリだ。

パリオリンピックの開催セレモニーから、不愉快な斬首礼賛やら、
反米フランスのくせに、アメリカ人、カナダ人の歌手を使って、
舟で行進するから、選手個人の様子も見えず、
セーヌ川は汚いと分かっているのに、選手を大腸菌に感染させ、
ナショナリズムが強すぎるから、ルール歪曲だらけで、
選手への誹謗中傷も不愉快極まりなく、
こんな醜いオリンピックを最初から絶賛してた奴らは懺悔して
セーヌ川を泳げ!

聞けば選手村の食事もマズいらしく、そりゃあ日本のおもてなしに
匹敵する待遇なんて、ありゃせんよ。
外人選手にとって、日本の評価が爆上げして、また日本での開催を
期待する声が上がるのは、必然だが、丁重にお断りしてくれ。
わしはウクライナやパレスチナの悲惨から目を逸らされるのが
嫌なんだよ。

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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